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年々増えつづける「大腸ガン」の基礎知識(1)

戦後の日本人は今までの魚中心の和食献立から、動物性の脂肪をたくさんとる食生活に変わってきました。同時に野菜などの食物繊維の摂取は不足しがちになり、「手軽で便利な」コンビニ食やファーストフードを利用する機会が増えてきました。この変化に比例して、日本での近年の大腸ガンの患者はどんどん増え、今や大腸ガンによる死亡率はアメリカを超えているとも言われるようになりました。
生活習慣の変化にともなって増えてきた病気だと考えると、予防のヒントも生活習慣の中にあることがわかります。将来、大腸ガンにならないためには何に気をつければよいのか、予防のポイントを紹介します。

こんな人は要注意!

1.魚より肉料理をよく食べる
2.脂っこい食べ物が大好き
3.運動不足
ガンが発症するにはさまざまな原因がありますが、肉類・脂肪分の取り過ぎ、そして注目すべきは「運動不足」が、大腸ガンにほほ確実に影響することがわかってきました。

この3つとも当てはまる人は、今日から生活習慣を見直しましょう。

何が原因で大腸ガンになるの?

前に述べたように、大腸ガンは食生活の影響が大きく、なかでも脂肪分の多い肉類は注目すべき発ガン物質と考えてよいでしょう。
その証拠に、肉を多く食べる地域ほど大腸ガンの発生率が上がっています。ちなみに世界でもっとも多く肉を食べる国はニュージーランド。ニュージーランドは世界でいちばん大腸ガンが多い国となっています。

肉には動物性脂質やコレステロールが多く含まれており、これらを消化するときに分泌される物質から発ガン物質ができやすくなると考えられています。
また、遺伝的にアルコールに弱い人が大量に飲酒すると、大腸ガンになる危険性が大きくなり、消化管ガン全体の危険度をも高めることがわかっています。

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