|
トップページ>健康生活情報TOP>健康トピックスTOP>食品の知識>大豆の栄養 |
 |
|
|
|
「大豆」の栄養(1) |
|
中高年の健康に摂って最も気をつけなければならないのが高血圧、高脂血症、肥満、糖尿病など。近年、生活習慣病の予防に寄与する食材として注目されているのが、大豆です。私たちの食卓にもなじみの深い大豆の健康効果について説明します。 |
|
|
|
大豆は健康長寿の地域に共通の食材 |
|
1983年以来、WHO(世界保健機関)の研究プロジェクトチームが、世界25カ国の61地域の短命・長寿地域で、疫学調査を行ってきました。約10年かけて1巡し、97年以降、2巡目の調査を行っています。さまざまな人種や民族の方々の24時間の尿を採取・分析し、血圧やコレステロール値、そして寿命との関係を研究してきました。そのなかで、長寿社会に共通した食材の一つが、大豆だということがわかりました。つまり、人種・民族を問わず、大豆食が血圧やコレステロール値を下げることを立証。なかでも、大豆タンパク質とイソフラボンが生活習慣病の改善に効果的であることを解明したのです。
大豆の最も大きな効果の一つは、血管を若々しく保ち、動脈硬化を防ぐことです。遺伝的に100%脳卒中を起こすラットでも、大豆をはじめ、食物繊維、カリウム、マグネシウムなどを含んだ良質のエサを食べれば脳卒中を起こさず、天寿を全うできることがわかっています。 |
|
|
|
3大栄養素がたっぷり |
|
大豆には、タンパク質、脂質、炭水化物という、体をつくるために非常に重要な役割を果たす3大栄養素がバランスよく、たっぷりと含まれています。
大豆が「畑の肉」と呼ばれるのは、大豆の約30%が植物性タンパク質でできていることからきています。タンパク質は、筋肉や血管、内臓などの体の各部位をつくるために欠かせない成分です。また、塩分を体外に排出するという大事な働きがあります。
通常、植物性のタンパク質は動物性よりも劣る場合が多いのですが、大豆のタンパク質は肉や魚と肩を並べるほど良質です。
脂肪についても、肉の脂身と違い、コレステロールはまったく含まれていません。
むしろコレステロールを減らす大豆レシチンや、悪玉のLDLコレステロールが体内で増えるのを抑え、善玉のHDLコレステロールを増やす多価不飽和脂肪酸が含まれているので、とくに血管にやさしくなっているのです。
大豆には3大栄養素のほかに、食物繊維、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、リン、ビタミンE、ビタミンB1、葉酸、そしてイソフラボンなど多種多様な栄養成分が含まれており、健康効果は非常に優れているのです。
1日の摂取量の目安は、豆腐なら100g(3分の1丁)、納豆なら50g(1パック)、豆乳なら200mlです。 |
|
|
|
イソフラボンとは? |
|
イソフラボンとは、大豆に含まれる植物性化学物質です。大豆の胚軸(芽)という部分に最も多く含まれており、女性ホルモンのエストロゲンと化学構造と働きが似ています。しかし、エストロゲンより効き目は1000分の1以下で、エストロゲンが不足している時はそれを補い、過剰な時はそれを抑えることができます。 |
|
前のページへ|次のページへ
|
|
|
|
|