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C型肝炎(1)

C型肝炎はかなり悪化するまで、はとんど自覚症状が出ない病気。
それだけにいかに早期発見できるかが肝硬変や肝ガンを防ぐ最大のポイントになります。だからこそ病気の基礎知識を知っておきましょう。

C型肝炎って?

日本のC型肝炎の感染者は、100人に1人といわれてます。
「沈黙の臓器」といわれるとおり、かなり病気が悪化するまで無症状の場合が多く、さらに、C型肝炎が正確に診断できるようになったのは、ここ10年あまりというごく最近。検査を受けてみて初めてC型肝炎だったと気づく人が増えてきました。

C型肝炎は肝臓の細胞が「C型肝炎ウイルス」に感染して起こります。ウイルスが体内に入らない限りC型肝炎にかかることはありません。C型肝炎に感染すると、少しずつ肝臓の細胞が壊されて炎症が起こり、やがて肝臓全体の働きが低下していきます。

感染ルートは?

C型肝炎ウイルスの感染力自体は弱く、ほとんどが血液を介して感染するので、普通の生活をしている状態では、感染することはまずないと考えてよいでしょう。
感染ルートとして考えられるのは、以前に輸血の経験があったり(今はウイルスチェックを行うので危険はない)、C型肝炎ウイルスに感染している人に使用した器具をそのまま使って、入れ墨やピアスをした場合や医療事故などがあげられます。

B型肝炎と違って、セックスで感染することは少なく、夫婦間でも感染することはまれ。また、母子感染も2%程度といわれてるので、出産を必ずしもあきらめる必要はありません。

肝硬変や肝臓ガンになってしまうの?

B型肝炎ウイルスは体内にいても肝臓に炎症が起こらないこともあるのですが、C型肝炎ウイルスが体内にいると、たとえ自覚症状がなくても必ず炎症が起こります。
C型肝炎は自然治癒はしないので放っておくのは禁物。ウイルスが体内に残っている限り炎症はくり返され、感染してから30年、40年かけて慢性肝炎からやがて肝硬変になっていき、多くは肝ガンに進行してしまうからです。

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