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気になる耳鳴りと上手につき合う(1)

気圧が急に変化したときなどに、一時的に耳鳴りがするのは誰にでもあります。しかし、慢性的に続いたり頻繁に起こる耳鳴りは、少し心配。今回は耳鳴りの正しい対処法を紹介します。

多くの人が耳鳴りを感じる

耳鳴りとは、音がしていないのに音を感じる状態のこと。音の種類や強さは人によって異なります。どうして耳鳴りが起こるのか、詳しいことはわかっていません。耳鳴りは誰にでも起こり、一時的なものなら心配することはないでしょう。

心配なのは、耳鳴りが続いたり頻繁に起こる場合。難聴をともなう病気を疑う必要があります。手遅れにならないうちに医療機関へ行きましょう。

こんな耳鳴りは要注意!

耳鳴りのなかには早く治療しないと治りにくくなる病気があります。

◎片耳だけの耳鳴りは危険!
耳鳴りが片耳だけに起こるときは、両耳に起こる場合よりも重症な病気が隠れていることがあるので、注意が必要です。無意識に耳鳴りの起こらないほうの耳でカバーするために放置し、難聴などの病気を見逃すこともあるようです。

◎突発性難聴
突然起こる難聴のひとつ。ほとんどの場合片耳だけに起こり、耳鳴りのほか、めまいや嘔吐をともなうこともあります。ウイルス感染や血流障害が原因ではないかといわれています。
3日以内の治療が望ましく、早期の治療を行わないと難聴が改善しないこともあります。また難聴が治っても耳鳴りだけ続くこともあります。

◎メニエール病
めまい、難聴、耳鳴りが発作的に起こる病気。内耳にあるリンパ液が過剰になるのが原因といわれ、ストレス、過労などが重なると、発作が起こることがあります。薬や手術で症状が軽くなることもありますが、心身の安静を保つことが大切です。

一時的に耳鳴りの症状が出る病気も!

一時的に耳鳴りを起こすことがあると言われる病気の主なものは次の3つです。

◎老人性難聴
加齢による難聴。耳鳴りをともなうことがあります。悪化するとほとんど聞こえなくなることもあります。治療法も予防法もないので、聴力検査を受けて補聴器で改善します。

◎更年期障害
更年期障害の症状として耳鳴りが起こる人もいます。かかりつけの医師に相談したうえで、軽く運動するなど、快適に過ごす工夫をしましょう。

◎低血圧症・高血圧症
血圧の異常によって耳鳴りがおこるわけではなく、様々な症状のひとつとして耳鳴りが起こるようです。もとになっている病気を治療します。

その他に、音がうるさい環境に長時間いたことで起こる難聴や耳鳴り。結核治療などの抗生物質で起こる難聴や耳鳴り。内耳と脳をつなぐ神経にできる良性の腫瘍で起こる耳鳴りなどがあります。

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