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肌のカサカサ、かゆみ対策 |
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毎年、秋から冬にかけて手足や背中がカサカサして、時には強いかゆみに悩まされる人が多くいます。これは「皮脂欠乏性湿疹」特有の症状で、特に中高年世代に目立ちます。「皮脂欠乏性湿疹」は、皮脂の減少に起因して皮膚が乾燥した状態(乾皮症)に、炎症が加わりかゆみを伴った状態です。「乾燥性湿疹」とも言います。
予防と対策としては、冬に暖房器具を使用すると室内の湿度が下がるので、加湿器を一緒に使います。電気毛布やコタツなど、熱源が皮膚に近い暖房器具は避けた方が賢明です。
入浴時には、ナイロンタオルなどのゴワゴワした硬い素材のもので体を洗うのは避けましょう。そして、入浴時の石けんの使用は、汚れの強い部分にとどめ、全身を洗うのは2〜3回に1回ぐらいにしましょう。皮脂を過剰に洗い落とすのを避ける工夫が必要です。硫黄を含んだ温泉入浴剤は、皮膚の乾燥を悪化させますので、厳禁です。また、かゆみのある時に浴槽に長くつかると、かゆみが増しますので、短時間で済ませましょう。
直接肌につける下着の素材は、木綿が一番です。アクリルやウールの混紡の下着は、チクチクした刺激で、かゆくなることがあるので、その上から着るようにしましょう。
入浴後にはスキンケアとして、ワセリン、尿素を含む外用剤などの保湿剤を患部に塗ります。入浴後と朝の1日2回、たっぷりと塗ると効果的です。これらの保湿剤の一部は薬局で購入できますが、なるべく皮膚科を受診して処方箋を出してもらうことをお奨めします。処方箋なしで購入できるかゆみ止めの医薬品(OTC)には、塗った直後の清涼感を増すためにクロタミトンやジフェンヒドラミンなどが含有されていることがあり、これらの物質によるアレルギー性皮膚炎(かぶれ)を起こすことがあります。この場合、塗れば塗るほど症状は悪化します。
皮膚科専門医の治療は、ステロイド軟膏の外用です。かゆみが強い場合には、抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤などの内服も併用します。適切な治療により、症状は速やかに改善します。
【かゆみ対策のポイント】
・電気毛布やコタツは避ける
・入浴のたびに石けんで洗わない
・下着は木綿
・薬は専門医の処方せんを |
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