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梅雨こそ解毒(デトックス)の季節(1)

どんよりした曇り空やシトシトと雨が降る日は、なんとなく体調がすぐれません。
気分のせいかと思っていたら、実はこれは天気のせいだったのです。天気は私たちの体調に大きな影響を与えます。
晴天の日は高気圧で、身体の中でエネルギーを燃やすのに必要な酸素が、空気中にたっぷり含まれています。だから、身体の活動を促す交感神経がはりきって活動し、シャキッとした身体になるのです。
一方、曇りや雨の日は気圧が低く、酸素が空気中に少なくなります。そのため、休息の神経である副交感神経が働き、できるだけエネルギーを身体に温存しようとします。なんとなく身体がだるくなるのは、そのためなのです。
また、湿度の高い梅雨には、余分な水を身体にため込んでしまうことで、身体が重だるくなりがちです。汗が出にくい季節であることから、老廃物がうまく排出されにくいことも影響します。
そんな季節だからこそ、食事や体操でデトックス力を十分つけて、だるさや不調を追い出しましょう。

身体の不調につながる余分なものを追い出そう

私たちが生きていくうえでは、呼吸によって酸素を取り入れたり、食物によって栄養を摂ったり、さまざまなものを身体に取り入れていく必要があります。そのときに、身体に有害なものが一緒に入ってきます。また、摂りすぎや必要なものを摂った残りなど“余分なモノ”が身体にたまってきます。つまり、現代に生きる私たちは、ただふつうに生活しているだけで、食事、皮膚、呼吸などから自然に有害な物質を身体にため込んでしまっているのです。
それらを身体の中にためておくと“毒素”となって、だるさをはじめとする不調の原因になってしまいます。また免疫力が低下し、生活習慣病などの病気を引き起こすことにもなりかねません。
身体にたまった毒素はできるだけ早く外に出す必要があります。これらの毒素を解毒・排出し、それぞれの身体が本来もつ力を取りもどすこと、これがデトックスです。新陳代謝も上がって血流もよくなることで、健康な身体を取りもどしましょう。

不調につながる“毒素”の正体は?

一般に、デトックスで毒素といえば、食物と一緒に身体の中に入ってくるダイオキシンなどの発ガン性物質や水銀、鉛などの重金属をさします。しかし、身体に害を与える毒は、他にもあります。とくに腸内環境を悪化させる悪玉菌、老化や病気を引き起こす活性酸素、そして余分な熱(エネルギー)や余分な水分も毒素と考えることができます。

活性酸素
体内でできた活性酸素は細胞を傷つけてしまいます。活性酸素は抗酸化作用のあるビタミンCやビタミンE、微量元素であるマンガン、マグネシウム、鉄、亜鉛などの多い食品を摂ることで退治することができます。

余分な熱
疲れたときには熱っぽくなるように、身体の中に熱がたまると不調のもととなります。余分な脂肪も熱と考えることができます。苦味があるものや、スイカやキュウリなどのウリ科の食べ物は、余分な熱を排出するのを手伝ってくれます。

余分な水分
身体の中に余分な水があると、むくみの原因となり、血流不全を起こし、冷えを引き起こしたり、さまざまな病気のもととなります。カリウムの多いバナナなどの食品は、体内の余分な水分を上手にさばいてくれます。

有害物質
たとえばダイオキシンなどのような発ガン性物質や、鉛、水銀などは、魚や水などに含まれて、私たちの身体の中に入ってきます。キノコやオクラなどのヌメリ成分が、これらの毒を包み込んで、排出してくれます。

腸内の悪玉菌
私たちの腸には善玉菌と悪玉菌がいて、善玉菌が多いほど、腸の調子がよく、免疫力も高まります。悪玉菌の撃退には、ヨーグルトなどの乳酸菌や発酵食品で腸内環境を整えることが大切です。もちろん毎日のお通じも、とても重要です。

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