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水ぼうそうの潜伏ウイルスが再活動する「帯状疱疹」 |
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皆さんは「帯状疱疹」をご存知でしょうか?周囲に帯状疱疹になった人ことのある人がいませんか?帯状疱疹は、60歳代を中心に中高年に多く見られます。
体の片側にチクチクした痛みが走り始め、3日ぐらいたってから、痛い部分に赤いブツブツとした発疹が現れます。 |
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原因 |
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身体の中に潜んでいた、水痘・帯状疱疹ウイルスの再活性化によって生じます。水ぼうそう(水痘)にかかったことがある人なら、誰でも帯状疱疹になる可能性があります。
水ぼうそうは水痘・帯状疱疹ウイルスが上気道の粘膜より侵入、局所リンパなどで増殖後、血行を介して播種します。
発症までに以下のような特徴が見られます。
1.初めて水痘・帯状疱疹ウイルスに感染した時は、水ぼうそうとして発症する。
2.水ぼうそうが治ったあとも、ウイルスは体内の知覚神経節に潜んでいる(潜伏感染)。
3.ストレス、疲労、老化、手術などの何らかの誘引で、ウイルスに対する免疫力が低下すると、潜んでいたウイルスが再び活動を開始し、神経を伝わって皮膚に到達し、帯状疱疹として発症する。 |
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発症年齢 |
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60歳代を中心に、50〜70歳代の中高年齢者に多く見られます。しかし、過労やストレスが誘引となり、若い世代の発症も珍しくはありません。
通常は生涯に一度のみの発症で、免疫力が低下している患者さんを除けば、再発することはまれです。 |
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発症部位 |
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一般に、身体の左右どちらか一方の神経に沿って、帯状に現れるのが特徴です。身体のいずれの部位にも生じますが、胸から背中に最も多く生じ、半数以上が上半身に発生します。 |
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症状 |
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1.前駆症状
片側の神経分布領域に一致して、皮膚の違和感、ピリピリ感などの神経痛のような疼痛、知覚異常あるいは掻痒感が数日から1週間続きます。
2.発疹期
やがて、強い痛みを伴い、やや盛り上がった赤い斑点が現れます。軽度の発熱、リンパ節の腫れなどが見られることもあります。続いて、赤い斑点の上に水ぶくれが出てきます。水ぶくれは、3〜4日で破れて、ただれになります。その後、2〜3週間でカサブタになり、治りますが、瘢痕(はんこん)を残すことが多く見られます。 |
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合併症
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一般的に、発熱や頭痛が多く見られます。顔面の帯状疱疹では、角膜炎や結膜炎などを起こすことがあります。まれに、耳鳴りや難聴、顔面神経麻痺、味覚障害などが生じる場合があり、この症状をラムゼイ・ハント症候群と呼びます。 |
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後遺症
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帯状疱疹後神経痛があります。
通常、皮膚症状が治ると痛みも消えますが、その後も同部にピリピリするような痛みが持続するようなことがあります。これは、急性期の炎症によって神経に強い傷が生じたためです。 |
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治療
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基本的には、抗ヘルペスウイルス剤の内服薬で治療します。この薬剤は、ウイルスの増殖を抑えることにより、急性期の皮膚症状や痛みなどをやわらげ、治るまでの治療期間を短くします。
疼痛に対しては、消炎鎮痛剤を服用します。局所に対しては適切な外用剤を使用します。 |
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生活の留意点
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十分な睡眠と栄養をとり、安静を心がけることが大切です。入浴は控え、シャワーにします。
水ぶくれが破れると、細菌による感染が起こりやすいので、患部は触らないようにします。帯状疱疹が他の人に感染することはありませんが、水ぼうそうにかかっていない乳幼児には、水ぼうそうを発症させる可能性があります。
帯状疱疹は早期に適切な治療を行うことで、症状を軽くし、合併症や帯状疱疹後神経痛のリスクを減らすことができます。かかってしまった時は、信頼できる医師に相談し、治療しましょう。
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